新明和工業は増配と総額400億円規模の株式公開買付が注目され大きく出直る

株式市場 銘柄

■適正な資本構成に向けて1株1500円で広く買い付ける

新明和工業<7224>(東1)は1月22日、大きく出直って始まり、取引開始後に8%高の1493円(115円高)まで上げて出来高も急増している。21日の取引終了後、総額400億円、1株当たり1500円の公開買付を行うことと3月期末配当の増配を発表し、好感されている。

 発表を総合すると、共同保有者を含めると同社の実質的な筆頭株主になる(株)レノと適正な負債比率や資本構成に向けた改善などについて協議する中で、株主に対して等しく機会を付与する手法によることが妥当ではないかということになった。レノ社は投資ファンド事業などを行う。

 また、2019年3月期の期末配当の見込み額を従来予想の1株19円から27円に増額し、具体的な配当額は今回の公開買付による自己株式の取得株数に応じて最終的に決定するとした。(HC)

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