【注目銘柄】ネオジャパンは第3四半期も2ケタの増収増益と好調で、今期も最高益更新の見込み

株式市場 銘柄

■株価は安値圏で推移、1月28日は配当、株主優待の権利付き最終日

 パッケージソフトの開発、アプリケーションサービスを手掛けるネオジャパン<3921>(東1)は、9月5日に19年1月期第2四半期業績予想の上方修正を発表しているように、今期も好調に推移している。また、12月13日に発表された第3四半期も2ケタの増収増益と好調であることから、今期も最高益更新の達成が見込まれるが、株価は安値圏で推移している。また、1月28日は配当、株主優待の権利付き最終日となることから、注目銘柄といえる。

 ちなみに、19年1月期第3四半期業績は、売上高19億77百万円(前年同期比16.6%増)、営業利益4億63百万円(同14.7%増)、経常利益4億77百万円(同13.9%増)、純利益3億25百万円(同11.5%増)であった。

 進捗率は、売上高76.0%(前期73.3%)、営業利益94.3%(同93.5%)、経常利益94.1%(同92.9%)、純利益95.6%(同90.7%)と前期を上回っている。


 話題としては、日経BP社発行の「日経コンピュータ」誌による「パートナー満足度調査 2018」グループウエア部門において、「価格競争力」「収益性」「技術支援」「担当窓口」「柔軟さ」「納期対応」面で第1位を獲得し、「顧客満足度調査 2018-2019」グループウエア部門でも4年連続第1位を獲得し、「日経BPガバメントテクノロジー」誌による「自治体ITシステム満足度調査2018-2019」グループウエア部門においても第1位を獲得して同社満足度調査3冠を達成したことが挙げられる。

 この他、平成29年10月に発売を開始したカスタムメイド型業務アプリ作成ツール「AppSuite」の拡販を目的として、 平成30年4月より「アプリ作成サービス」を開始している。

 しかし、株価に関しては、年初来の高値は3月に付けた2230円に対し、1月25日の株価は853円と安値圏にある。今後、業績を反映し、株価の見直しが始まるものと予想される。

 なお、1月28日は配当と株主優待の権利付き最終日。配当は、期末5円で、株主優待は、100株以上200株未満の株主に対して、500円分のQUOカード1枚、200株以上の株主に対しては1,000円分のQUOカード1枚となっている。

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