【銘柄フラッシュ】ソレイジア・ファーマやアンジェスがストップ高となりバイオ株が一斉高

株式市場 銘柄

 2月21日は、ユーグレナ<2931>(東1)がストップ高の100円高(755円、15.3%高)となり、デンソー<6902>(東1)との包括提携が材料視されて東証1部の値上がり率トップ。

 カドカワ<9468>(東1)は9.6%高となり、岡三証券が投資判断を「中立」から「強気」に引き上げ、目標株価を1500円に設定と伝えられて出直りを大きく拡大。

 新日本科学<2395>(東1)は8.6%高となって再び出直りを強め、バイオ株が一斉高となる中で、22日に開催する「SNBLセミナー2019」(核酸医薬品開発の現状)がすでに定員に達し受付を終了していることなどが注目されて出来高も急増。

 キクカワエンタープライズ<6346>(東2)は8.9%高となり、2月8日に四半期決算を発表してから急落ジリ安となっていた相場から急反発。四半期決算自体は爆発的な大幅増益決算で、ここ一両日7000円を割り込んできたため値頃感が強まったとの見方。ウインテスト<6721>(東2)は昼12時に「子会社が太陽光発電設備設置工事を受注」と発表し、後場、一時11.0%高まで急伸し5.0%高。

 ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)はストップ高の50円高(210円、31.3%高)となり、中国での新薬承認が注目されて出来高も急増。アンジェス<4563>(東マ)は国内初の遺伝子治療薬の承認が注目され、大引けまで買い気配のままストップ高に張り付き、比例配分でストップ高の100円高(735円、15.8%高)。

 Nuts<7612>(JQS)は25.7%高と再び一段高。2月8日の四半期決算発表で通期見通しを完全黒字化としたため、翌取引日から何度かストップ高を交えて急伸してきた相場が再燃との見方。シンバイオ製薬<4582>(JQG)は厚労省審議会の22日の会合の検討項目の一つに入っているとされて15.6%となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る