モバイルファクトリーが後場急伸、第1四半期の営業利益75%増加など好感

株式市場 銘柄

■売上高も同32%増加し市場関係者の予想を上回った模様

モバイルファクトリー<3912>(東1)は4月19日の後場、一段高となり、時間とともに上げ幅を広げて14時前に18%高の1597円(240円高)まで上げた。正午過ぎに2019年12月期・第1四半期の連結業績(2019年1~3月)を発表し、売上高が前年同期比32.1%増加して7.61億円となったことなどが注目されている。

 営業利益は同75.4%増加して2.38億円となった。引き続き、ソーシャルアプリサービスの位置情報連動型ゲームの拡大に向けて注力するとともに、生産性向上やプロモーションの強化及び効率化等に取り組んた。また、ブロックチェーンゲームとアプリ(DApps)に特化した日本初の検索サイト「FinDApps(ファインダップス)」のベータ版をリリースした。

 今期・2019年12月期の連結業績見通しについては、第2四半期累計(2019年1~6月)の予想のみを開示しており、予想値は期初の数字を変更せず、売上高は15.58億円(前年同期比13.8%の増加)、営業利益は4.05億円(同8.9%の増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は2.80億円(同9.3%の増加)とした。目標達成に向けて、各種コラボやイベントの実施、および機能の改善を継続的に行い、ユーザーの利用拡大及び収益基盤の確立と強化に取り組んでいる。

 発表によると、同社グループは、「売上高」と「営業利益」を経営指標として重視しているとしたが、第1四半期の売上高32%増加は市場予想を上回ったようだ。また、営業利益の進ちょく率は59%になり、これも注目要因の一つになったようだ。(HC)

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