クレスコは期末配当予想を上方修正

■前回予想は32円としていたが34円に

 クレスコ<4674>(東1)は22日、19年3月期の期末配当予想を上方修正した。

 前回予想は、32円としていたが、34円に修正し、第2四半期末配当32円と合わせると年間配当66円となる見込み。

 同社の配当方針は、経常利益をもとに特別損益を零とした場合に算出される当期純利益の40%相当を目途に継続的に実現することを目指すとしている。

 19年3月期業績予想も前期に引続き増収増益と最高益更新を見込むことから、上方修正となったと思われる。

 19年3月期は、期初に一部不採算案件があり、第1四半期の営業利益は前年同期比同21.0%減だった。しかし、第2四半期累計期間では同4.4%減と大きく回復し、2月5日に発表した第3四半期(3Q)累計期間の営業利益は同0.8%の増加と増益に転換したことから、通期では、当初予想通りの最高益更新となる。

 ちなみに、19年3月期連結業績予想は、売上高355億円(前年同期比6.5%増)、営業利益32億80百万円(同6.1%増)、経常利益35億80百万円(同2.5%増)、純利益24億16百万円(同9.7%増)を見込む。

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