バリューコマースは業績予想の増額など注目されて上場来の高値に進む

株式市場 銘柄

■第1四半期の営業利益は50%増加、今期の業績・配当予想を引き上げる

バリューコマース<2491>(東1)は4月25日、急伸し、9時30分にかけて21%高の2680円(466円高)まで上げて株式分割など調整後の上場来高値に進んだ。24日の取引終了後、2019年12月期・第1四半期の連結決算と第1四半期・12月通期の予想の増額修正を発表。注目が集まった。

 第1四半期は、「Yahoo!ショッピング」のストア向けCRMツール「STORE’s R∞(ストアーズ・アールエイト)」、クリック課金型広告「ストアマッチ」、および成果報酬型広告「アフィリエイト」が好調で、連結営業利益は前年同期比50.2%増加して12.42億円となった。こうした推移を受け、12月通期の連結営業利益の見通しは従来予想を5.3%増額して43.50億円(前期比では15.8%の増加)とし、同じく親会社株主に帰属する純利益は5.8%増額して29.20億円(同12.1%の増加)の見込みとした。増額後の予想1株利益は90円42銭とした。(HC) 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る