ジェイドグループは戻り高値を大きく更新、第1四半期好調で5期ぶりの復配も好感

■未定としていた今2月期末配当を1株30円の予定と発表

 ジェイドグループ<3558>(東証グロース)は7月16日、再び上値を追う相場となり、前場14%高の1515円(183円高)まで上げて戻り高値を大きく更新し、後場は1477円で始まったが強い値動きとなっている。ECモール事業の主軸サービス「靴を買うならロコンド」でおなじみのLOCONDO.jpなどを展開し、16日の夕方に発表した第1四半期連結決算(2025年3~5月)が営業利益15.4%増加、四半期純利益41.4%増加など好調。さらに、未定としていた今2月期末配当を1株30円の予定と発表し、21年2月期以来5期ぶりの復配になるため注目が強まっている。

 この第1四半期は、「24年3月にM&Aをしたマガシークの公式EC事業における解約の影響を織り込んでいたものの、取扱高の昨年対比は+1.7%を記録する事ができた」(決算説明資料)など、統合が順調に進行した。ブランド事業では、Reebokなどに加え、マルタミ、ブルーシンシアの2ブランドが新たに加わった。2月通期の連結業績予想は全体に前回予想を据え置いたが、上振れ濃厚との期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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