東芝が高値を更新、世界有数のサイバー・フィジカル・システム企業を目指す

■ここ期待材料が続き、がん診断技術や東証1部への復帰期待など強まる

東芝<6502>(東2)は11月29日、一段高となり、9時30分を過ぎて3945円(130円高)まで上げ、年初来の高値を更新した。ここ、期待材料が続いており、28日には、「2019年度技術戦略説明会」を開催し、世界有数のサイバー・フィジカル・システム(CPS)テクノロジー企業の実現を目指すとした。

 11月25日付で、「血液1滴から13種類のがんを99%の精度で検出する技術を開発」と発表し注目を集めたのに続き、27日には、日本経済新聞・朝刊が「東京証券取引所は2020年にも2部市場から1部市場への移行基準を緩和する」と伝え、東証1部への復帰を巡る期待が強まった。同社株は2017年8月、東証1部から同2部に指定替えになった。(HC)

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