【株式市場】米国とイランの軍事緊張を受け日経平均は一時508円安の中材料株などは高い

◆日経平均は2万3169円71銭(486円91銭安)、TOPIXは1692.23ポイント(29.13ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億8293万株

チャート14

 1月6日(月)<新年最初の取引>前場の東京株式市場は、米国とイランの軍事緊張を受けて株価指数の先物が下げ、日経平均は336円安で始まった後も下値を探る展開になった。国際石油開発帝石<1605>(東1)などの石油・資源株が上げ、防衛産業関連株の石川製作所<9208>(東1)豊和工業<6203>(東1)はストップ高。日本アビオニクス<6946>(東2)重松製作所<7980>(JQS)は一時ストップ高。一方、日経平均は11時20分過ぎに508円09銭安(2万3148円53銭)まで下押し、前引けは483円27銭(2万3173円35銭)となった。

 総じて個別物色の展開になり、J.フロント・リテイリング<3086>(東1)がパルコ<8251>(東1)の完全子会社化を材料に活況高。ジェネレーションパス<3195>(東マ)は今期の業績V字回復予想などへの注目強まる様子で2日連続大幅高。倉元製作所<5216>(JQS)は世界初の「曲面マイクロLEDディスプレイ」を世界最大の家電・エレクトロニクス展示会CES(米ラスベガス、1月7~10日)に出展とされてストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億8293万株、売買代金は1兆609億円。1部上場2161銘柄のうち、値上がり銘柄数は179銘柄、値下がり銘柄数は1942銘柄。また、東証33業種別指数は2業種のみ値上がりし、鉱業、石油・石炭が高い。(HC)

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