ファーマフーズが再び一段高、薬用育毛剤「ニューモ」への注目が再燃の見方

■「予想を上回る受注により生産が追い付かない」と今年初に発表

ファーマフーズ<2929>(東2)は1月28日、再び一段高となり、9時40分にかけて9%高の942円(80円高)まで上げて昨年来の高値を更新した。機能性食品などの通販を行い、1月7日に「薬用育毛剤『ニューモ』が大ヒット、定期顧客件数20万件突破」と発表してから急伸商状となっている。第2四半期決算の発表を3月6日に予定し、業績拡大への期待が再燃したとの見方が出ている。

 発表によると、「今期(2020年7月期)は、(中略)薬用育毛剤『ニューモ』が、予想を上回る受注により生産が追い付かないほどの大ヒット商品となっております」という。

 12月に発表した第1四半期連結決算(2019年8~10月)は、売上高が前年同期比20.0%増の30.9億円となり、営業利益以下の各利益は通信販売事業における戦略的な先行投資による広告宣伝費などにより赤字だった。しかし、通期予想の連結業績は、売上高を136.54億円(前期比29.6%の増加)、営業利益は6.89億円(同19.6%の増加)、純利益4.83億円(同3.2%減)とした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る