AIinsideはAI-OCRサービスを展開

株式市場 銘柄

 AIinside<4488>(東マ)は、ディープラーニングによる手書き文字認識AIをベースとして、AI-OCRサービスを展開している。20年3月期大幅増収・黒字化予想である。収益拡大を期待したい。株価はIPOから1ヶ月程度で落ち着きどころを探る段階だろう。

■AI-OCRサービスを展開

 19年12月東証マザーズに新規上場した。ディープラーニングによる手書き文字認識AIをベースとして、AI-OCRサービスを展開している。主要サービスは、クラウドで直販する「DX suite Cloud」および代理店方式で販売する「AI inside Cube」である。

■20年3月期大幅増収・黒字化予想

 20年3月期の業績(非連結)予想は、売上高が19年3月期比3.0倍の13億35百万円、営業利益が2億11百万円の黒字(19年3月期は1億81百万円の赤字)、経常利益が1億93百万円(同1億82百万円の赤字)、純利益が1億91百万円(同1億83百万円の赤字)としている。契約社数が伸長して大幅増収・黒字化予想である。収益拡大を期待したい。

■株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階

 株価はIPOから1ヶ月程度で落ち着きどころを探る段階だろう。1月28日の終値は1万3700円、時価総額は約499億円である。

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