システムサポートは第2四半期連結業績と共に、自社株買い、株式分割、配当の上方修正を発表

■クラウドシステム導入案件等の受注が拡大

システムサポート<4396>(東マ)は12日、第2四半期連結業績と共に、自社株買い、株式分割、配当の上方修正を発表。

今期第2四半期は、2ケタ増収大幅増益と好調に推移した。要因としては、物流業における基幹システム更新案件や、システムの維持運用の効率化に向けたクラウドシステム導入案件等の受注が拡大したことが挙げられる。

その結果、20年6月期第2四半期連結業績は、売上高65億73百万円(前年同期比18.0%増)、営業利益4億06百万円(同48.0%増)、経常利益3億73百万円(同47.2%増)、純利益2億39百万円(同46.3%増)となった。

1月22日に第2四半期連結業績予想を上方修正しているように、第2四半期業績は、当初予想を上回って着地した。

また、同日、自社株買いも発表している。実施日は2月13日で、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引で実施する。取得株式数は5万株(上限)、取得価額の総額は1億5000万円(上限)としている。

同じく、同日に1対2の株式分割も発表し、20年5月31日(日曜日)(実質上5月29日)を基準日としている。

また、配当については、当初期末配当を6円としていたが、10円に上方修正した。株式分割を実施しているので、実質20円となり、14円の増配となる。

第2四半期は当初予想を上回る好業績で着地したが、通期連結業績予想は当初予想を据え置いている。

ちなみに、今期6月期通期連結業績予想は、売上高129億31百万円(前期比9.9%増)、営業利益5億69百万円(同7.5%増)、経常利益5億53百万円(同9.7%増)、純利益3億51百万円(同1.8%増)を見込んでいる。

進捗率は、売上高50.8%(前年同期比47.3%)、営業利益71.4%(同51.8%)、経常利益67.5%(同50.2%)、純利益68.1%(同47.2%)となっていることから通期の上方修正も予想される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■電力・電線株に注目、AIとGXが切り拓く新たな投資機会  ソフトバンクグループ<9984>(東証…
  2. ■初心者プログラマーはJavaから始める?人気の理由とキャリアパス  インタースペース<2122>…
  3. ■原材料価格の高騰や経費増大で  崎陽軒は、2025年2月1日(土)から製品の価格を改定すると発表…
2025年2月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  

ピックアップ記事

  1. ■不動産株投資、代替投資としての可能性に注目  新型コロナ感染症のパンデミック時にリモートワーク需…
  2. ■ムゲンエステート、ミガロホールディングスなど高値更新―富裕層のオルタナティブ投資が牽引  昔から…
  3. ■金利上昇期待高まる、金融株に注目集まる  日銀の政策金利引き上げを受け、3メガバンクが普通預金金…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ大統領の就任や日銀の政策金利引き上げ…激動の相場を生き抜くヒント  前日26日に千秋楽を…
  5. ■トランプ政権と金融政策に影響されない銘柄の選別法  昨年IPOされた86銘柄には、リベンジ相場と…
  6. ■株主価値向上を目指すIPO市場の課題  IPO(新規株式公開)市場は、2024年12月27日の2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る