インフォマートの19年12月期は最高益更新で着地

■今期20年12月期は事業拡大に伴い投資を先行することから増収減益を見込む

 インフォマート<2492>(東1)の19年12月期は、主力のBtoB-PF FOOD事業が順調に伸びたことで、最高益更新で着地した。しかし、今期20年12月期は事業拡大に伴いサーバー体制等に投資することから増収減益を見込む。

 19年12月期は、経営方針である「成長と利益の両立」及び「収益源の多角化への仕掛け」に取組んだことで、「BtoB-PF FOOD事業」の「BtoBプラットフォーム 受発注」及び、「BtoB-PF ES事業」の「BtoBプラットフォーム 請求書」等の順調な利用拡大により、2019年12月末の「BtoBプラットフォー ム」全体の企業数(海外を除く)は、前連結会計年度末比109,070社増の387,624社、全体の事業所数(海外を除 く)は、前連結会計年度末比176,775事業所増の824,920事業所となった。

 その結果、19年12月期連結業績は、売上高85億40百万円(前年同期比11.8%増)、営業利益24億69百万円(同4.9%増)、経常利益24億60百万円(同5.3%増)、純利益16億94百万円(同9.2%増)と最高益更新となった。

 19年12月期までは最高益更新ペースで進んできたが、今期20年12月期は事業拡大に伴い、サーバー体制、営業人員、販促費・マーケティング予算の3項目に重点的に投資することから減益を見込んでいる。

 20年12月期連結業績予想は、売上高は96億49百万円(前期比13.0%増)、営業利益15億05百万円(同39.0%減)、経常利益15億円(同39.0%減)、純利益 10億26百万円(同39.4%減)を見込む。

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