ナルミヤ・インターナショナルの2月期連結業績はショッピングセンター・eコマースとも 売上・利益が堅調に推移

■今期の業績見通しは新型コロナウイルス感染症拡大などの影響で非開示

 ベビー・子供服の企画販売を展開するナルミヤ・インターナショナル<9275>(東1)が13日に発表した2020年2月期連結業績は、昨年3月にハートフィールを子会社化して連結決算に移行したため、前の期との比較はなく、売上高329億62百万円、営業利益16億64百万円、経常利益16億22百万円、純利益9億99百万円だった。前の期非連結比で11%増収、2.4%営業増益、7.8%経常増益、7.9%最終増益となり売上・利益とも伸ばした。

 百貨店がジュニアブランドを中心に苦戦し、7.5%減収だったが、SCがベビー・トドラー向けブランド「petit main」及びジュニア向けブランド 「Lovetoxic」がともに年間を通して堅調に推移し、15.8%増収した。eコマースは、SC店舗顧客とのID統合を行い、新規顧客数が大幅に増加。また、ハートフィールの子会社化による規模の拡大により、42.2%増収と伸長した。その他のチャネルでは、アウトレット、フォトスタジオ事業などは堅調な売上推移となっている。

 なお、2021年2月期の業績予想は、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う外出自粛や、商業施設の臨時休業及び営業時間短縮などが売上高に影響する状況が続いているとし、開示しなかった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る