共和コーポレーションは調整一巡

株式市場 銘柄

 共和コーポレーション<6570>(東2)は、長野県を地盤とするアミューズメント施設運営事業、およびアミューズメント機器販売事業を展開している。21年3月期予想は未定としている。当面は新型コロナウイルスの影響が避けられないが、新型コロナ収束後の収益回復を期待したい。株価は急反発する場面があったが、買いが続かず戻り一服の形だ。調整一巡して出直りを期待したい。

■長野県地盤にアミューズメント施設運営

 長野県を地盤とするアミューズメント施設運営事業、および他社施設向けアミューズメント機器販売事業を展開している。アミューズメント施設運営事業はM&Aも活用して店舗数を拡大している。店舗数は20年3月期末時点で中部・関東地方を中心に59店舗となった。

■21年3月期予想は新型コロナウイルスの影響で未定

 21年3月期の業績(非連結)予想は未定としている。新型コロナウイルスの影響で店舗の臨時休業を実施したことに加えて、アミューズメント機器販売事業においても景品や消耗品の販売が減少しているため、当面は影響が避けられない。新型コロナ収束後の収益回復を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は緊急事態宣言解除を好感して急反発する場面があったが、買いが続かず戻り一服の形だ。調整一巡して出直りを期待したい。6月17日の終値は436円、時価総額は約27億円である。

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