ウイルテックがストップ高、通期の経常利益予想を45%引き上げる

■純利益は従来予想を59.9%引き上げ注目集中

ウイルテック<7087>(東2)は8月12日、急伸商状となり、10時過ぎにストップ高の794円(100円高)で売買されたまま前場は買い気配に貼りついた。11日の夕方、第1四半期決算(2020年4~6月、連結)と3月通期予想の修正などを発表。通期の親会社株主に帰属する当期純利益は従来予想を59.9%引き上げ、注目集中となった。

 製造請負・製造派遣、機電系技術者・建設系技術者派遣事業などを行い、第1四半期の連結決算は各利益とも小幅赤字だった。3月通期の連結業績予想は、売上高と営業利益を小幅下方修正した。一方、経済活動が徐々に再開しつつあること、第1四半期の動向や各事業セグメントの情勢に基づき、通期の経常利益は従来予想を45.0%引き上げて7.34億円の見込みとし、純利益は59.9%引き上げて4.78億円の見込みとした。増額後の予想1株利益は76円96銭。(HC)

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