SBI証券からも不正引き出し、出金先口座を悪用され被害総額合計9864万円

■すでに「出金停止」などの措置を講じ当局などと連携して対応

 SBIホールディングス<8473>(東1)グループのSBI証券は9月16日、お客さま口座への悪意のある第三者による不正アクセスにより、お客さまの資産が流出したことが判明したと発表。被害を受けられたお客さまには個別にご連絡を行っており、捜査当局および各銀行と連携して対応を進めているとした。

 発表によると、現在判明している被害の状況は、口座数:6口座(出金先銀行:ゆうちょ銀行5口座、三菱UFJ銀行1口座)、被害総額:合計9864万円(ゆうちょ銀行:9229万円、三菱UFJ銀行:635万円)。

 悪意のある第三者が偽造した本人確認書類を利用するなどして、当該銀行口座そのものを不正に開設したことが判明しているという。すでに「出金停止」、「パスワード強制リセット」などの措置を講じており、被害については、資産保護を最優先として、当社が責任をもって速やかに補償することを予定しているとした。(HC)

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