プリマハムは業績予想の増額修正が好感され大きく出直る

■外食向けは不振だ「香薫」など家庭向けが好調に推移

プリマハム<2281>(東1)は10月16日、反発基調で始まり、取引開始後は3205円(155円高)まで上げて大きく出直っている。

 同日の取引開始前、連結業績予想の増額修正を発表し、今期・2021年3月期の通期連結営業利益は従来予想を23.4%引き上げて179億円の見込み(前期比14.5%増)に、親会社株主に帰属する当期純利益は同27.0%引き上げて113億円の見込み(同28.1%増)に修正した。

 新型コロナの影響で外食向けは不振だが、20年ドイツDLG金賞のあらびきポークウインナー「香薫」などのコンシューマー商品、および家庭調理用食肉の販売が調に推移し、各利益段階において前回予想を上回る見通しとした。(HC)

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