Jトラストの月次動向(10月)は国内事業が7ヵ月ぶりに増加しカンボジアの拡大続く

■韓国・モンゴル金融事業のJT貯蓄銀行を譲渡し特別利益75億円

Jトラスト<8508>(東2)の月次データ推移・速報値(10月分)は、日本金融事業が7ヵ月ぶりに増加し、カンボジアを拠点に営業を展開するJトラストロイヤル銀行(JTRB)の拡大が引き続き目立った。

 日本金融事業は、2020年4月から微減を続けていた(株)日本保証の債務保証残高が7ヵ月ぶりに増加して2111億円(前月比10億円増加)となり、前年同月比では1.6%増加した。前年同月比では、2017年7月にIFRS(国際会計基準)に移行して以来、毎月連続の増加となっている。

 韓国およびモンゴルの金融事業は、連結子会社JT貯蓄銀行株式会社の全株式をVI金融投資株式会社(韓国)に譲渡することとし(10月29日発表)、JT貯蓄銀行は当社の連結範囲から除外されることとなった。本件株式譲渡により、2021年12月期の個別決算に関係会社株式売却益約75億円を特別利益として計上する見込み。

■JTRB(拠点カンボジア)の銀行業における貸出金残高は前年同月比30.4%増加

 このため、月次データとしては、前月までの「貯蓄銀行およびキャピタル合計残高」に代わり「JTキャピタル営業貸付金残高」が開示され、10月末の同残高は4963億ウォン(前月比0.2%減、前年同月比20.7%減)だった。

 また、東南アジア金融事業では、Jトラストロイヤル銀行(JTRB、拠点カンボジア)の銀行業における貸出金残高が前月比で3ヵ月連続増加して5億9600万USドル(前月比5.7%増、前年同月比では30.4%増)となった。

 また、インドネシアを拠点に展開するJトラストオリンピンドマルチファイナンス(JTO、インドネシア)およびジョイントファイナンスの残高は1兆4617億ルピア(前月比5.3%減、前年同月比3.5%減)となった。オリンピンド社がグループ入りして本格的に事業を開始した2018年11月以降、前年同月比で初めて減少した。(HC)

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