ピックルスコーポレーションが今2月期の業績・配当予想を増額修正

■野菜価格安定、効率化などで純利益は前回予想を12%上回る見込み

ピックルスコーポレーション<2925>(東1)は12月29日の夕方、今期・2021年2月期の通期業績予想の増額修正などを発表し、予想よりも原料野菜の仕入価格が安定したこと、生産アイテム集約継続などによる効率化などにより、連結営業利益は従来予想を8.7%上回る25.0億円の見込み(前期比33.6%増)になるとした。

 連結売上高はおおむね前回発表の予想どおりとして据え置き450億円(同8.7%増)の見込み。親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想を12.5%上回る18.0億円の見込み(同39.5%増)とした。

■年間配当(2月期末一括)は1株当たり5円増の35円に

 これらを受け、年間配当(2月期末一括)についても、業績動向や今後の財務状況等を総合的に勘案し、1株当たり5円増の35円の予定に修正するとした。7期連続の増配になる。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る