JSPは昨年来の高値に迫る、業績上振れ基調が続き買い安心感

■FPD保護材用の発泡製品など好調に推移

JSP<7942>(東1)は3月23日、2027円(57円高)まで上げて約1週間ぶりに2000円台を回復し、昨年来の高値2054円(2020年2月6日)に迫っている。

 樹脂発泡製品メーカーで、自動車向け発泡ポリプロピレン「ピーブロック」やフラットパネルディスプレイ(FPD)保護材用の発泡ポリエチレン「ミラマット」などの好調推移により、業績予想を3度(20年7月、12月、21年1月)増額修正した。直近は3月18日に原油・ナフサ価格の上昇傾向を受けて一部製品の値上げを発表。業績面で買い安心感のある銘柄として注目する姿勢があり、評価は高いようだ。(HC)

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