アンジェスが一時ストップ高、新型コロナウイルス向けワクチンの原薬が完成

■動物への投与を行う非臨床試験準備が整ったと発表

 アンジェス<4563>(東マ)は3月24日、またもや急伸し、9時30分にかけて一時ストップ高の680円(100円高)で売買され、活況となっている。

 24日朝、大阪大学と共同開発中の新型コロナウイルス向けDNAワクチンの原薬が完成し、動物への投与を行う非臨床試験準備が整ったと発表。注目集中となった。発表によると、「抗体価産生力、有効性および安全性の確認のための非臨床試験を行います。このプロセスを経ることにより、初めて人への投与を行う臨床試験が可能になります」という。

 大阪大学との共同開発開始は3月5日13時に発表した。株価はこの日から2日連続ストップ高となり、上昇・出直り相場に転換している。(HC)

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