【話題株】エスプールは4~6月決算ではないが業績好調など再評価され反発基調

話題株

■コールセンター業務や障がい者雇用支援など好調で12月~5月は最高益

 エスプール<2471>(東1)は8月6日の前場、936円(29円高)まで上げた後も堅調に推移し、反発基調となった。11月決算のため、今週にかけて最盛期だった四半期決算発表銘柄には含まれないが、第2四半期までの好業績が再評価されて注目し直されていた。

 第2四半期までの連結業績(2020年12月~21年5月・累計)は営業利益が11.84億円(前年同期比19.5%増)となるなど、この期間としての過去最高を更新した。「人材アウトソーシング事業」は、コールセンター業務が売り上げをけん引し、主要顧客内のシェアを順調に伸ばし、部門売上高は82.05億円(前期比14.9%増)となった。また、「障がい者雇用支援事業」は一部が3Qずれ込んだものの売上高は19.94億円(同32.7%増)となり大幅増収だった。

 4~6月の好決算発表銘柄に対する売買人気が一巡するにつれ、決算期の異なる銘柄を含めて好業績の銘柄を評価し直す動きが強まるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る