【株式市場】日経平均は後場一進一退だが上げ幅200円台を保ち7日続伸、前場一時3万円台を回復

東京証券取引所 株式市場

◆日経平均は2万9916円14銭(256円25銭高)、TOPIXは2063.50ポイント(18.50ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億5738万株

 9月7日(火)後場の東京株式市場は、引き続き新内閣による経済政策への期待が旺盛で、JR東海<9022>(東1)やANA・HD<9202>(東1)などが一段ジリ高となった。一方、半導体株や自動車株は一進一退に転じ、大手商社株も上げ一服模様。日経平均は240円高で始まった後も概して上げ幅200円台前半で推移し、後場は3万円に乗れずに一進一退。それでも値を保ち7日続伸となった。

 後場は、ソフトバンクG<9984>(東1)も一段ジリ高となり、Tモバイル株を手放してドイツテレコム株を仕込む方針との発表などを材料視。コメ兵HD<2780>(東2)は月次動向が好感されて後場一段高。イムラ封筒<3955>(東2)は選挙での需要などが思惑視され2日連続大幅高。ピースリー<6696>(東マ)は7月締めの第2四半期決算発表に期待とされて一段高。デルソーレ<2876>(JQS)は欧米でのパスタ、小麦粉製品の値上がりが材料視され一段高。

 東証1部の出来高概算は12億5738万株(前引けは6億3277万株)、売買代金は3兆4335億円(同1兆7446億円)。1部上場2189銘柄のうち、値上がり銘柄数は1477(前引けは1324)銘柄、値下がり銘柄数は602(同741)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けも30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、陸運、情報通信、陸運、倉庫運輸、水産農林、化学、石油石炭、ゴム製品、鉱業、小売り、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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