三菱商事が一段高、高級魚の水産資源を細胞培養で生産する事業など注目される

高級魚 タイ 鯛

■カナダでの水素製造、アマゾン・ドット・コムとの再生エネ事業に続き買い材料視

 三菱商事<8058>(東1)は9月9日、7日続伸基調の一段高となり、取引開始後は3564.0円(81.0円高)まで上げて年初来の高値を連日更新し、2018年10月以来の3500円台に進んでいる。

 マグロやタイといった高級魚などの水産資源を細胞培養でつくる米スタートアップ企業と提携し日本市場への進出を視野に入れると日経QUICKニュースが早朝に伝えており、同社が8日付で発表した米アマゾン・ドット・コムとの再生可能エネルギー関連事業、同じくカナダでの水素製造事業などと合わせて買い材料視された。

 このところの株価は、米国景気回復期待によるNY株式市場での値上がりや、日本の次期政権の経済政策への期待を受けた日経平均の連日急伸などを受け、8日までで6日続伸となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)



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