JPホールディングスグループは新たな成長戦略を捉えた新規事業プログラム「保育園児向けダンスプログラム」の開発と提供開始

 JPホールディングス<2749>(東1)のグループ会社が運営する子育て支援施設において「英語・たいそう・リトミック・幼児学習プログラム」など知育・体育プログラムを提供している株式会社ジェイキャストは、新たな事業プログラムを開発し提供を開始した。

■新規事業開始の背景

 同社グループを取り巻く経営環境は、共働き世帯の増加、一部地域における待機児童問題、継続的な保育士不足、出生率の急激な低下に伴う更なる少子化の加速に加え、未だ収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症の影響など、先行き不透明な状況が続くと想定されており、こうした状況下で新規開設による量的な拡大を優先させるのではなく、社会環境の変化や保護者ニーズに対応した更なる子育て支援サービスの質的向上による「選ばれる園・施設」への変革が求められている。

 このような社会環境の変化に対応し「選ばれる園・施設」づくりを推進すべく、同社グループは新中期経営計画(2021年5月13日に公表した同社の中長期的の経営計画)における、「収益性・効率性の向上」の具体的施策として、他社との競争優位性の確保を図るべく、受入児童の拡大に向けた新たなプログラムの開発・導入を計画している。

 同社グループ会社であるジェイキャストは、知育・体育プログラムの拡充や魅力あるコンテンツの開発を推進しており、新たに開発した「ダンスプログラム」は、幼児期の「からだの育成」「こころの育成」を目的に、同社グループが運営する保育所211園に順次導入を進めていく。

 「ダンス」は、「生きる力」の育成に向けて、心と体を一体として捉えること・身体による豊かなコミュニケーション能力を培うことを目的に小・中学校の指導要領に「表現運動」として組み込まれているほか、様々な表現力を養うものとして幅広い年齢層に受け入れられている。同社グループは、このような社会的背景や、就学前の幼児期において「音楽に合わせて踊ることに興味をもち、運動あそびを通して楽しみながらダンスの基礎能力を養うこと」「音に合わせて自由に発想し、全身を使って表現する喜びを体感すること」が重要であるという考えに基づき、「ダンスプログラム」の開発ならびに導入を決定した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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