NTTが2000年以降の高値に進む、発行株数の7%相当の自己株消却など好感

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■第2四半期決算は堅調で純利益は25%増加

 NTT(日本電信電話)<9432>(東1)は11月16日、3日続伸基調で始まり、取引開始後は3313.0円(20.0円高)まで上げ、小幅だが株式分割など調整後の2000年以来の高値を更新している。10日に発表した第2四半期決算が堅調で、同時に発行株数の7%に相当する2億7878万株の自己株式の消却も発表。好感買いが続いている。

 第2四半期連結決算(2021年4~9月・累計、IFRS)は、前年同期比で売上高が3.1%増加し、四半期純利益は24.8%増加した。また、21年11月17日付で、278,776,284株(発行済株式総数に対する割合7.15%)の自己株式の消却を行うと発表した。その後、岩井証券がNTTm株式の目標株価を3600円から3900円に引き上げたと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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