ニチモウが急伸、「軽石の回収に取り組んでいます」と発表し注目集中

銘柄フラッシュ

■小型船にも搭載できる回収装置を沖縄県で実証試験

 ニチモウ<8091>(東1)は11月19日、急伸スタートとなり、取引開始後は10%高の2295円(212円高)まで上げ、今年4月につけた年初来高値を一気に更新している。18日付で、「沖縄県における軽石の回収に取り組んでいます」と発表、「この度、軽石回収装置の試験を行い、効率的に回収できることを確認した」とし、注目集中となった。

 発表によると、回収装置は小型船にも搭載でき、漁港周辺の洋上に漂う軽石の回収も可能。沖縄県の国頭漁業協同組合、「小型エジェクターを用いた中小漁港の砂除去システムの開発研究会」(株)鳥取クリエイティブ研究所、(株)吉田組(兵庫県)、三国屋建設(株)(茨城県)(株)吉谷機械製作所(鳥取県)のチームと回収試験を開始したという。オイルフェンスの前田工繊<7821>(東1)、漁網などの日東製網<3524>(東1)も高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る