【株式市場】日経平均は3日ぶりに反発し209円高、コロナ感染ピークアウト期待

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8333円52銭(209円24銭高)、TOPIXは1986.71ポイント(9.05ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億9587万株

 1月17日(月)後場の東京株式市場は、新型コロナ感染が米・欧でピークアウトしてきたことなどを受け、日本航空<9201>(東1)などが前場の高値圏で堅調に推移し、首相の施政方針演説を受けて大成建<1801>(東1)などの建設株や不動産株も強い。ただ、前場上げた日本製鉄<5401>(東1)は小安くなった。日経平均は前引けを上回って始まり、終盤まで上げ幅250円前後で小動き。大引けはやや値を消したが3日ぶりに反発した。

 後場は、住江織物<3201>(東1)が上期業績の上振れと株主優待の導入など好感されて一段ジリ高。JFEシステムズ<4832>(東2)は製造業を取り巻く原料高や値上げは得意分野で追い風とされ高値更新。キャンバス<4575>(東マ)は抗がん剤開発進展を受けた前週からの上げがピッチ強め一段と上げストップ高。シーズメン<3083>(JQS)はメタバース関連事業への期待再燃とされ再び出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は9億9587万株(前引けは5億4688万株)、売買代金は2兆3179億円(同1兆2981億円)。1部上場2185銘柄のうち、値上がり銘柄数は962(前引けは991)銘柄、値下がり銘柄数は1120(同1073)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、ゴム製品、パルプ紙、輸送用機器、精密機器、建設、不動産、空運、その他製品、医薬品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■山口県周南市で始動、燃料電池の定置型電源活用で脱炭素電力供給を検証  ホンダ<7267>(東証プ…
  2. ■LINEリサーチ発表、上半期トレンド総括と最新6月期の動向  LINEヤフー<4689>(東証プ…
  3. ■休廃業・解散は減少も淘汰続く、新興市場の課題鮮明に  東京商工リサーチは7月31日、国内ドローン…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  2. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  3. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  4. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  5. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  6. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る