細谷火工が27%高など防衛関連株が後場一段高、ウクライナ情勢巡る米派兵観測で

防衛 自衛隊

■一時ストップ高、石川製や豊和工なども後場一段と上げる

 細谷火工<4274>(JQS)は1月25日の後場一段と上げ、14時にかけて一時ストップ高の1409円(300円高)で売買され、急伸商状となっている。ストップ高は27%高。防衛産業関連株のひとつで、昼のニュースで、米バイデン大統領が「ウクライナ情勢に対処する「北大西洋条約機構(NATO)即応部隊」に米軍約8500人を短期間で派兵できる態勢を整えるように命じた」(共同通信ニュース1月25日11:56)などと伝えられ、投機妙味が強まった。

 同様に石川製作所<6208>(東1)や豊和工業<6203>(東1)なども一段高となった。一方、日経平均は反比例するように一段安となり、13時過ぎから何度か2万7000円の大台を割り込んで推移。今日の全体相場の下げの原因が浮き彫りになったとの指摘が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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