三菱製鋼が14%高、通期の予想純利益を従来予想の77%増に見直す

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■第3四半期は売上高が60%増加

 三菱製鋼<5632>(東1)は2月7日、飛び出すように出直って始まり、午前9時30分過ぎには14%高に迫る1228円(149円高)まで上げて今年の高値を更新し、昨年10月以来の水準に進んでいる。2月4日15時に第3四半期決算を発表し。3月通期連結業績予想のうち売上高を除いて大幅に増額修正し、好感買いが先行している。日足の「一目均衡表」は一気に「雲」の上に飛び出した。

 第3四半期連結決算(2021年4~12月)は売上高が前年同期比60.1%増加し、各利益とも前年同期比で黒字に転換した。3月通期の連結業績予想は、売上高を据え置いたが、営業利益は従来予想を20.9%上回る52億円の見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同じく76.5%上回る30億円の見込みに修正した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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