【株式市場】日経平均は朝方の300円高から値を消し18円高

◆日経平均は2万7598円11銭(18円24銭高)、TOPIXは1953.19ポイント(0.97ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増勢で7億3402万株

 2月10日(木)前場の東京株式市場は、日経平均が取引開始後に300円83銭高(2万7880円70銭)まで上げたが、その後はダレ模様となり前引けは小幅高にとどまった。NY株の大幅続伸などが好感されたものの、東京エレク<8035>(東1)は午前9時半頃を高値に伸びきれず、トヨタ自<7203>(東1)は取引開始後を除いて軟調。一方、好決算の銘柄は個別に人気化し、資生堂<4911>(東1)はほぼ高値引け、旭化成<3407>(東1)は活況高。日本道路<1884>(東1)は急伸となった。

 マミヤ・オーピー<7991>(東2)が一時ストップ高の急伸となり、四半期決算の黒字化と通期業績予想の大幅増額など好感。イントランス<3237>(東マ)も四半期決算の黒字化など好感され急伸。札幌臨床検査センター<9776>(JQS)も四半期決算など好感され買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算は増勢となり7億3402万株、売買代金は1兆8509億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は1105銘柄、値下がり銘柄数は939銘柄。

 また、東証33業種別指数は20業種が値上がりし、化学、金属製品、医薬品、倉庫運輸、電機機器、石油石炭、建設、不動産、繊維製品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る