鈴茂器工が再び一段高、今期業績への期待再燃し2段上げ相場に発展

業績でみる株価

■2月に通期業績予想を8割上方修正し収益拡大期待が強い

 鈴茂器工<6405>(JQS)は3月3日、再び上値を追う相場となり、13時にかけては2070円(116円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに昨年来の高値を更新している。第3四半期連結決算と業績予想の増額修正を受けて急伸した2月14日に続く大幅高となり、今期業績への期待が再燃する形になった。テクニカル的には2段上げ相場(騰勢第2波)が始まった形になり、テクニカル妙味からも注目されている。

 第3四半期の連結業績(2021年4~12月・累計)は、大手回転寿司チェーンの新規出店に伴う寿司ロボットの導入、テイクアウト向けの寿司ロボットの製品需要の拡大などを受け、前年同期比で売上高が26.1%増加し、営業利益は2.1倍になった。3月通期の連結業績予想は、従来予想に対し営業利益は82.8%上回る17億円の見込みとし、親会社株主に帰属する当期純利益は同じく82.5%上回る11.5億円の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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