大平洋金属が昨年来の高値を更新、ニッケル再び高騰など買い材料視

株式市場 銘柄

■LMEのニッケル相場は値幅制限いっぱいの15%高と伝わる

 大平洋金属<5541>(東1)は3月24日、一段高で始まり、取引開始後は6%高に迫る4075円(220円高)まで上げ、3月14日につけた昨年来の高値を更新し、2018年以来の水準に進んでいる。ステンレス製品の原料になるニッケル系素材の大手で、「ロンドン金属取引所(LME)のニッケル相場は23日、15%の値幅制限いっぱい上昇した」(ブルームバーグニュース、3月24日7:36更新)と伝えられたこと、他の非鉄金属や原油が再び大きく上げたこと、などが買い材料視されている。

 前回高値のときは、翌日に急反落して高値に至るまでの3日分の上げ幅を一気に帳消しにした。このため、資源相場を手掛かりに買う銘柄は高リスクヒの見方はあるが、その分投機妙味は強いようだ。資源高が定着する場合は業績上乗せ要因になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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