ENEOSホールディングスが一段高、NECからEV充電サービス事業を譲受、原油高に加え買い材料に

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■EV急速充電器2030年度に数千基から1万基を目指す

 ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)は6月7日、一段高で始まり、午前9時30分にかけては568.0円(6.5円高)まで上げて2019年以来の高値に進んでいる。NY原油相場が再び120ドル/バレル台に乗ってきた事に加え、6日、「日本電気株式会社(日本電気<6701>(東証プライム)との間で、同社が運営する電気自動車(EV)充電設備を用いたEV充電サービスの事業譲渡契約を締結し、EV充電器約4600基の運営を開始した」と発表し、「経路充電事業」の急速な拡充などへの期待が高まっている。

 発表によると、これまでNECが展開してきたEV充電器の運営・管理業務をENEOSが実施し、EV充電器の運用管理システムをNECが引き続き提供することで合意した。これを含め、サービスステーション(以下、「SS」)および他社との協業によるEV急速充電/普通充電ネットワークの拡大を検討し、EV急速充電器設置数の計画として、2025年度時点で1000基以上、30年度時点で数千基から1万基を目指すとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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