大塚HDが出直り強める、同社創製の抗精神病薬を欧州で申請に期待強まる

銘柄フラッシュ

■「アリピプラゾール」欧州医薬品庁が申請受理と発表

 大塚ホールディングス(大塚HD)<4578>(東証プライム)は6月20日、反発基調で始まり、取引開始後は4428円(68円高)まで上げて出直る相場となっている。前取引日の6月17日17時過ぎに「アリピプラゾール2ヵ月持続性注射剤、統合失調症の適応で欧州医薬品庁が申請受理」と発表し、週明けは好感買いが先行している。「アリピプラゾール」は、同社が創製した世界初のドパミンD2受容体パーシャルアゴニスト作用をもつ抗精神病薬になるという。

 株価は5月18日に年初来の高値4555円をつけており、これを回復すると5000円どころまで展望が開けてくるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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