ミズホメディーが後場一段高、新型コロナ検査キット伸び業績予想の増額修正など好感

業績でみる株価

■12月通期の業績見通しは従来予想比で営業利益31%増に

 ミズホメディー<4595>(東証スタンダード)は8月12日の後場、一段高となり、13時にかけて14%高の3310円(409円高)まで上げて7月につけた高値3320円に迫っている。新型コロナ検査キット関連株で、検査需要の拡大、ネット通販解禁報道などに加え、10日に発表した第2四半期決算、業績予想の増額修正などが好感されている。

 10日正午に発表した第2四半期決算(2022年1~6月・累計)は、営業利益、経常利益とも前年同期比で46%増加するなど大幅増益だった。これを受け、今12月期の業績予想、配当予想の増額修正などを発表し、12月通期の売上高は従来予想を21%上回る145.03億円の見込みとし、営業利益、経常利益は従来予想を31%上回る額に引き上げた。遺伝子検査キット「スマートジーンSARS-CoV-2」、および各種抗原キットの需要増などを織り込んだとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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