インテージHDは連続増配の見込みなど好感され戻り高値圏で堅調に推移

■前6月期の期末配当は3円増の38円、今期は42円予想

 インテージホールディングス(インテージHD)<4326>(東証プライム)は8月22日の後場、1600円(22円高)で始まり、戻り高値圏で堅調に推移し、主な株価指数が軟調な中で逆行高となっている。8月19日の夕方に剰余金の配当について発表し、2022年6月期末配当を連結配当性向44.0%の1株38円の見込み(前期比3円の増配)とし、好感買いが優勢になっている。また、今期・23年3月期末の配当については、8月5日発表の決算短信で42円の見込みとしており、継続的な好材料となっている。

 同社では、連結業績をベースに、配当と成長投資のバランスを考慮した利益配分を行うことを基本的な考え方としており、配当は連結配当性向40%、DOE(自己資本配当率)4.5%以上を目標にしている。これらの方針を勘案しつつ、2022年6月30日を基準日とする配当金は1株当たり38円00銭(連結配当性向44.0%、DOE5.0%)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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