エスプールの子会社は北海道札幌市に広域行政BPOセンターを開設、マイナポイント手続きリモート支援窓口業務を市内10か所で開始

■札幌市内全10区でのオンライン手続きが可能に

 エスプール<2471>(東証プライム)の子会社で、広域行政BPOサービスを提供するエスプールグローカルは9月7日、札幌市に複数の自治体業務を受託するシェアード型のBPOセンターを開設し、マイナポイント手続きリモート支援窓口業務を市内10か所で開始したと発表。

■マイナポイント手続きリモート支援窓口について

 札幌市ではマイナンバーカードの取得率向上に向け、出張申請の受付会場の設置を進めているが、より一層の普及促進を図るため、エスプールグローカルのオンライン窓口システムを採用し、同市内のイオンおよびイオンスーパーセンター10店舗に、マイナポイント手続きリモート支援窓口を開設した。これにより、札幌市内全10区でのオンライン手続きが可能となる。

 オンライン窓口では、マイナポイントの手続きを自治体の窓口等に行かずに、店舗内で事前予約不要で行うことができる。土日および平日夕方など開庁時間外でも、ビデオ通話を通じて専用オペレーターによる遠隔支援が受けられるため、行政手続きの利便性が大きく向上し、マイナンバーカードの取得率向上が期待できる。

■BPOセンター札幌について

 エスプールグローカルは、複数の自治体から同一の業務を集約して受託するシェアード型のBPOセンターを、主に人口10万以下の地方都市を中心に全国展開している。

 業務内容は、ワクチンの問い合わせ対応やマイナンバーカードの申請サポートなど多岐に渡り、これらの取り組みは、広域自治体のDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進、および市の垣根を超えた効率的な広域行政アウトソーシングの新たな形として期待されている。こうした中、同社では、全国10拠点目、政令指定都市では初となるシェアード型のBPOセンターを札幌市に開設することとなった。

[名称]BPOセンター札幌
[所在地]北海道札幌市北区北6条西1-4-2 ファーストプラザビル3F-A
[開設日]2022年10月22日(土)
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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