加賀電子が上値を指向、SBI証券の新たな目標株価6200円など好感され2000年以降の最高値に迫る

■電子部品事業、EMS事業とも好調続くとし業績予想を上方修正

 加賀電子<8154>(東証プライム)は9月20日、再び上値を指向する相場となり、4255円(95円高)まで上げて9月12日につけた2000年以降の最高値4335円に迫っている。連続最高益を更新する見込みの業績動向、いぜん割安なPERなどが注目されている中で、SBI証券が9月15日付で「予想を引き上げる」と題したレポートを発表し、さらに注目度がアップする相場になっている。SBI証券は今回、目標株価を450円引き上げて6200円に見直した。

 SBI証券が9月15日付で発表した加賀電子の業績・株価に関するレポートでは、第1四半期決算(2022年4~6月・連結)の連結営業利益98.2億円(前年同期比120.6%増)について、「社内計画営業利益5200百万円に対し、スポット販売で+1138百万円、販売数量・販売ミックスで+3000百万円、合計4138百万円の上振れはサプライズな決算」だったとし、半導体不足という事業環境のなかで、電子部品商社の老舗企業としての実力が発揮された決算であったと考える」とした。

 また、2つ目のポイントとして、第2四半期もスポット販売・販売数量・販売ミックスのプラス効果が2Qもある程度継続すると予想し、第2四半期の予想売上高を1235億円から1326.98億円へと8%近く引き上げるなど、SBI証券としての業績予想を全体的に上方修正した。

 さらに、3つ目のポイントとして、この業績予想の見直しにともない、2024年3月期以降の業績予想も上方修正した。新たな24年3月期の通期予想連結売上高は5770億円(加賀電子側の23年3月期の予想は5400億円、第1四半期決算発表時)。「電子部品事業は半導体不足が徐々に解消に向かうと考えるが、レガシーノードの不足感の解消には至らず、電子部品事業の堅調さは継続するとし、EMS(受託製造)事業も電子部品調達の強さとソリューション提供型ビジネスモデルの推進で好調が続く」と予想した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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