K&Oエナジーグループが連日急伸、マレーシア産LNGの供給不安など材料視、ヨウ素の用途巡る思惑買いの様子も

株式市場 銘柄

■国産の天然ガスやヨウ素を開発・生産

 K&Oエナジーグループ<1663>(東証プライム)は10月11日、一段高となり、午前9時30分過ぎには11%高の1940円(185円高)まで上げ、2018年7月以来の1900円台に進んでいる。旧社名が関東天然瓦斯開発で、国産の天然ガスやヨウ素を開発・生産。「日本にも液化天然ガス(LNG)を供給するマレーシアのLNGプラント『マレーシアLNG《》』が、災害などによって販売先への供給義務を免れる『不可抗力(フォースマジュール)』条項を宣言したことが分かった」(日本経済新聞10月7日付朝刊)と伝えられ、LNG不足への懸念などから同日に急伸し、週明けも一段高となっている。

 また、このところはロシアが核を使用するとの予想や、北朝鮮が核実験を準備といった観測が漂っており、同社のヨウ素が被ばく防止剤として用いられる可能性なども思惑的な買い材料として浮上しているようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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