海帆は直近の8日続落を一気に奪回、フードロス削減再利用の新会社に期待集まり後場も急伸のまま30%高

■バイオマス発電などでサステナブルな社会の実現に貢献

 海帆<3133>(東証グロース)は10月24日の後場も急伸したまま売買をこなし、13時を過ぎては30%高の190円(44円高)前後で推移し、前取引日までの8日連続安(前日比変わらずを1日含む)を一気に奪回し、取引時間中としては今年9月21日以来、約1ヵ月ぶりに190円台を回復している。『昭和食堂』などを多店舗展開し、前取引日の10月21日午後、フードロスを削減し再利用するバイオマス発電などを行う新たな子会社の設立を発表し、期待が強まっている。前場は一時ストップ高の196円(50円高)まで上げた。

 新会社は、再生可能エネルギー資源を利用した発電所の開発、発電及び売電、を主な事業とし、社名はKAIHAN ENERGY JAPAN合同会社。海帆100%出資で、設立は2022年10月中の予定。発表によると、かねてよりフードロスに対する問題を抱えており、現在の社会において、このフードロスを削減し再利用することで、持続可能な社会を創り上げていくことが、企業として果たすべき義務であると考え、サステナブルな社会の実現を果たすべく、合同会社を設立することとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る