【株式市場】日経平均は反発し84円高、後場は値動き重いが海運、非鉄金属、電気機器など高い

◆日経平均は2万6974円90銭(84円32銭高)、TOPIXは1887.19ポイント(5.21ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は10億3097万株

 10月24日(月)後場の東京株式市場は、ホンダ<7267>(東証プライム)やファナック<6954>(東証プライム)などが一段値を消して始まり、円相場が安定化すれば為替差益の期待には天井感の見方。前場上げた値がさハイテク株はレーザーテック<6920>(東証プライム)が一段高の一方で東京エレク<8035>(東証プライム)は上げ一服模様となり、海運株は高値もみ合い。日経平均は前引けより100円ほど値を消して160円高で始まり、14時過ぎまで同水準でもみ合い、大引けにかけては値を消したが前週末比では反発した。

 後場は、14時に業績・配当予想の増額修正を発表したオルガノ<6368>(東証プライム)が一段と上げ、SHIFT<3697>(東証プライム)はSBI証券による目標株価の引き上げなど好感され一段高。インフォマート<2492>(東証プライム)は日本文書情報マネジメント協会の認証取得など好感され出直り拡大。ナガホリ<8139>(東証スタンダード)は9月開始の新作やリニューアルブランド好調の見方で一段高。バンク・オブ・イノベーション<4393>(東証グロース)は新ゲームの配信開始などに連日期待強く4日連続ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は10億3097万株(前引けは5億4985万株)、売買代金は2兆6028億円(同1兆4297億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は904(前引けは1178)銘柄、値下がり銘柄数は858(同592)銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、非鉄金属、ゴム製品、機械、電気機器、保険、銀行、サービス、精密機器、卸売り、ガラス土石、輸送用機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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