中西製作所は株主優待の導入など好感され朝からストップ高買い気配が続く

■第2四半期決算は減益だが同時にM&Aも発表

 中西製作所<5941>(東証スタンダード)は11月11日、取引開始から買い気配のままストップ高(11日は300円高:20%高の1784円)に貼りついて推移し、13時を過ぎてもストップ高買い気配が続いている。10日の16時に発表した第2四半期決算は4~9月累計の営業利益などが減益で、5月に開始した従来予想を下回ったが、同時に株主優待制度の導入と有限会社三協機設(大阪市)の株式の取得(子会社化)を発表し、このM&Aも買い材料視されている。

 優待は、2023年3月末日現在の株主から開始するとした。「ブロンズ」株主(保有期間に関わらず3月末に100株以上保有)には同社オリジナルデザインの「マックカード」1000円分を贈呈。「シルバー」株主(保有期間に関わらず3月末に300株以上保有。または、3月末に100株から299株まで保有し、保有期間が1年以上2年未満)には同2000円分を贈呈、などとし、「ゴールド」株主、「プラチナ」株主までを設定した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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