中国塗料は自己株式の消却が好感され6日ぶりの反発模様

■500万株(発行株数の8.3%)を12月14日に消却へ

 中国塗料<4617>(東証プライム)は12月5日、反発基調で始まり、取引開始後は1023円(7円高)まで上げ、前取引日までの5日続落から6日ぶりに反発模様となっている。前取引日・2日の15時に自己株式の消却を発表し、好感された。500万株(消却前の発行済株式総数に対する割合:8.3%)を2022年12月14日(予定)に消却するとした。

 第2四半期連結決算(2022年4~6月・累計)は、船舶用塗料が販売好調で牽引し、連結売上高が前年同期比8.5%伸長したが、営業利益は各種調達コストの増大などにより同78.8%減だった。ただ、国産ナフサ価格などはひと頃の急激な上昇から緩慢な値動きに転じてきている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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