リボミックは中国での加齢黄斑変性薬開発を担う合弁会社設立に期待強まり急反発

■加齢黄斑変性を対象に開発、最大1億US$(137億円)受領の見込み

 リボミック<4591>(東証グロース)は12月20日、急反発で始まり、取引開始後は19%高に迫る236円(37円高)まで上げ、大きく出直っている。19日の16時30分、加齢黄斑変性を対象として開発中の「RBM-007」について、中国地域における臨床開発を担う合弁会社を設立と発表し、合弁会社設立契約の締結後にマイルストンなど最大1億US$(約137億円、1US$:137.76円で換算)を受け取る見込み、などとしたため買い材料視されている。

 発表によると、瑞科国際(北京)医薬技術有限公司および上海汇瑞医療器械有限公司との間で合弁会社を設立する。両社は、日本や欧米の革新的な医薬品を中国に多数導入して、中国地域で開発するビジネスモデルを発展させており、開発のための中国での資金調達や薬事業務に精通している。「RBM-007」は、加齢黄斑変性を対象とする臨床開発で、すでに3つの第2相臨床試験を米国で完了している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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