ブロードマインドは株主優待制度の導入など好感され高値に向け出直る

■400株以上保有する株主を対象に実施、株価は「サイコロジカル」低下

 ブロードマインド<7343>(東証グロース)は1月20日、6%高の1170円(66円高)まで上げた後も堅調に推移し、1月17日につけた昨年来の高値1197円に向けて出直っている。業績の好調さなどが注目されて12月中下旬から値上がり傾向を強める中で、19日に株主優待制度の導入を発表し、好感されている。「ブロードマインド・プレミアム優待倶楽部」を導入し、2023年以降、毎年3月末日に4単元(400株)以上保有する株主を対象に実施するとした。株価は騰勢一服だが、「サイコロジカル」が低下に転じるなどで過熱感が後退する様子を見せている。

 発表によると、特設ウェブサイト「ブロードマインド・プレミアム優待倶楽部」で、お米やブランド牛などのこだわりグルメ、スイーツや飲料類、銘酒、家電製品、選べる体験ギフトなど、5000種類以上の商品からお好みの商品を選択できる。また、他のプレミアム優待倶楽部導入企業の優待ポイントと合算可能な共通株主優待コイン『WILLsCoin』にも交換できる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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