ナノキャリアは連日上値を試し一時18%高、mRNA医薬品へのビジネスモデル変換などに期待強い

■半値押しの調整を経て再び上げ相場が強まる

 ナノキャリア<4571>(東証グロース)は2月17日、連日上値を試す相場となり、取引開始後に一時18%高の291円(45円高)まで上げて約8か月ぶりに290円台を回復している。1月に発表したmRNA医薬品の研究開発・製造に関するアクセリード株式会社(東京都港区)との包括的協業とビジネスモデル変換への期待が再び強まってきたとみられている。株価は、これを発表した翌日の1月27日にストップ高となって急激な反応を示し、以後、半値押しの調整を経て再び上げ相場が強まっている。

 第3四半期決算(2022年4~12月)は営業・経常・純利益とも赤字で、通期予想も各赤字を据え置いたが、為替差益56百万円を営業外収益に計上し、新株予約権の権利行使期間満了のため27百万円を新株予約権戻入益として特別利益に計上した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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