カテゴリー:小倉正男の経済コラム
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■北朝鮮の暴走はどこまで・・・
北朝鮮はどこまでやる気なのか。ミサイルを北海道の上空を通過させて襟裳岬の沖合いに落下させたり、水爆の実験をしたり、と・・・。
北朝鮮は自らを原爆、水爆、ミサイルを持った軍事強国だと…
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■「セイコノミクス」を明らかにしないではフェアではない
野田聖子総務相が、金融緩和の出口戦略を含めてアベノミクスを総括し、次の経済政策を展開する必要性を訴えた。
――「異次元(の金融緩和)をやってきて、ある程度の効…
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★クライシスマネジメント 生き残るのが基本
■クライシスマネジメントでは意地とか見栄は無用
前回のコラムで、韓国や日本を道連れにすると恫喝して、やるぞ、やるぞと見せながら、するりと逃げるのが北朝鮮のサバイバル(=生…
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■どこで矛を収めるのか
これは一体どうなるのか――。アメリカのトランプ大統領が、「北朝鮮がアメリカを脅すなら、世界がこれまで目にしたことがない炎と怒りに直面することになる」と言明した。
北朝鮮は北朝鮮で、すかさず…
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■「忖度」「お友達」が支持率30%割れを招く
「モリ」(森友学園)、「カケ」(加計学園)といった蕎麦屋のような問題で安倍晋三首相の支持率が大きく低下している。
中谷元・前防衛相の「あいうえお」発言があったが、えこ…
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■秋葉での発言で火勢が増す
安倍晋三首相のJR秋葉原駅前での発言がメディアなどで批判を浴びている。都議会議員選挙の最中に、「こんな人たちに私たちは負けるわけにいかない」と演説したのが発端となっている。
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■守るべき酒屋さんはどこに存在するのか?
行政が歪められているのかいないのか、ビール安売り規制が行われている。確かに、新ジャンルをはじめビール類は値上がりしている。
アメリカが北朝鮮に空母、潜水艦、爆撃機で攻撃す…
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■規制が再強化、カルテル経済を再構築
地方自治・地方分権といわれてすでにずいぶん月日が過ぎている。しかし、地方自治・地方分権が進んだか、といえばまったくそうではない。
むしろ、規制が強まり、中央集権が再強化され…
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■「ロシア疑惑」でクライシスに直面
北朝鮮をめぐる危機はとりあえず少し遠のいたが、今度はアメリカのトランプ大統領がクライシスに陥っている。大統領選挙時からの芳しいとはいえない「ロシア疑惑」が、トランプ大統領の『致命傷…
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■作戦も重要だが、用兵も劣らず大切
いまや決算の季節である。決算は企業の通信簿であり、結果は厳粛に受け止めるべきものだ。
株主、社員などステークホールダー(利害関係者)にとっても、経営者にとっても、重要…
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■米中会談で圧倒的な格の違い
トランプ大統領のアメリカが、シリアのアサド政府軍が支配する空軍基地を巡航ミサイルで攻撃した。しかも、米中首脳会談の真ッ最中に叩いた。
アメリカの巡航ミサイルでの攻撃は…
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■トランプ大統領の「我々がやる」という発言
米中首脳会談が迫っている――。トランプ大統領は、今回は関税や為替操作については協議しない、と語っている。関税、為替操作、貿易不均衡は次回以降に後回しを公言している。…
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■政策停滞のなか危機説が流れる
アメリカではドナルド・トランプ大統領の政策に停滞が生じている。「税に関する驚くべき発表」、すなわち法人、個人の大幅減税の発表も遅れに遅れている。
税制について、トランプ大…
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■残業時間100時間未満で歴史的な大改革とは?
「きわめて画期的で、労動基準法70年のなかで歴史的に大改革だ」(菅義偉官房長官)。
労使の残業時間の上限規制合意で、繁忙期の残業時間を100時間未満にしたことについ…
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トランプ大統領の「メディアはアメリカ人民の敵」
アメリカのトランプ大統領がメディアに対して「偽ニュースだ」と罵倒する風景は、いまやお馴染みとなった。トランプ大統領は、「偽ニュースのメディアはアメリカ人民の敵だ」とツイ…
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■NY株価は史上最高値を連続更新
アメリカは、消費が好調、利上げ再接近ということで、要するに景気がよい。NY株価は、連日、史上最高値を更新している。
トランプ大統領は、「ポリティカル・コレクトネス」からい…
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どこかの地回りの手口?
ドナルド・トランプ大統領には、メディアを含めて振り回され過ぎではないか。
ただ、ドル円の為替相場などもトランプ大統領の思惑通りにドル安円高に推移している。
ドル安がはたしてアメリカの…
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【東京都が卸売市場を所有する必要はあるのか】■石原慎太郎元都知事の賠償責任 小池百合子都知事が、豊洲移転問題で、石原慎太郎元都知事の賠償責任について見直すと表明した。 石原慎太郎元都知事については、「東京都は豊洲の購入資…
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■トランプの企業経営への介入は社会主義経済 アメリカの次期大統領であるトランプ氏のツイッターによる企業経営に対する介入が止まらない。 フォード,GMにメキシコに工場を移転するなとツイート、メキシコに工場を建設するなら大型…
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■トランプ氏の大判振る舞い 新年の世界景気を占うとすれば、アメリカの次期大統領であるトランプ氏の政策を抜きにして語れない。 トランプ氏の政策は、牽引車が不在だった世界経済に「主役はアメリカだ」、いや「主役は俺だ」と名乗り…
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■アメリカをブッ壊す 次期大統領のトランプ氏が、TPP(環太平洋経済連携協定)からの離脱を明言した。トランプ氏は、多国間貿易協定ではなく、2カ国間貿易協定を結ぶとしている。 トランプ氏は、大統領選挙中に「2カ国間貿易協定…
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乱世の梟雄か、まっとうな人物か アメリカの次期大統領であるドナルド・トランプ氏は世界にどう対応するのか。世界はトランプ氏にどう対応するのか――。 乱世の梟雄なのか、あるいは案外まっとうな人物なのか。まだ見えない。 安倍…
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■一転して「強いアメリカ」 ドナルド・トランプ氏が大統領選挙に勝って、アメリカの利上げは吹き飛び、円高ドル安になると見られていた。 トランプ氏は、「私は低金利主義者だ。物価上昇の兆しもない」「利上げをしてドル高になれば大…
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■「聞いていない、記憶にない、分からない、覚えていない」 「豊洲」「東京五輪カヌー会場」と問題(アジェンダ)が尽きることがない。TVのワイドショーなどネタに困らないということで、まさに「小池(百合子)劇場」化している。 …
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■年末に利上げができるかどうかは不透明 アメリカの9月の非農業部門雇用者数は15万6000人の増加となった。雇用者数の増加は、事前の予想(17万5000人)をやや下回った。 6月28万7000人、7月25万500…
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■中国が波乱要因――ゾンビ企業が延命 騰がったり下がったりは、株も為替もそれは定めのようなものだ。しかし、このところそれがかなり激しいのではないか。方向性が定まらない。 アメリカの景気はよいが、中国、中東、欧州などがいま…
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■定まらない利上げの行方 アメリカの景気はガラパゴス型、「ガラケー」にとどまっている。いまの世界の景気動向は、この構造に起因している。 アメリカは、利上げの行方をめぐって、株式市場が上昇したり下落したりと方向が定まらない…
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■利上げのタイミングが接近か アメリカの雇用の増加が凄まじい。この7月の非農業部門雇用者の増加は25万5000人、事前の予想は18万人だったが、大きく上回った。6月の雇用者増加は28万7000人、2ヶ月連続で大幅増となっ…
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■「国立」「都立」という発想 都知事選で、ある候補者が発した言葉・・・。 「僕は都立保育園をつくりたいのだ」 善意なのだろうが、勉強していないことが露呈。――これだから惨敗するのである。 「国立」だ、「都立」…
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■ナポレオンの大陸閉鎖=市場困窮から戦争 その昔、といっても210年前のことだが、ナポレオンが英国を封鎖することを宣言した。欧州諸国が英国を封じ込めて、貿易から締め出す、というわけである。「大陸封鎖令」である。 そのうち…
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