カテゴリー:小倉正男の経済コラム
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■アメリカをブッ壊す 次期大統領のトランプ氏が、TPP(環太平洋経済連携協定)からの離脱を明言した。トランプ氏は、多国間貿易協定ではなく、2カ国間貿易協定を結ぶとしている。 トランプ氏は、大統領選挙中に「2カ国間貿易協定…
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乱世の梟雄か、まっとうな人物か アメリカの次期大統領であるドナルド・トランプ氏は世界にどう対応するのか。世界はトランプ氏にどう対応するのか――。 乱世の梟雄なのか、あるいは案外まっとうな人物なのか。まだ見えない。 安倍…
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■一転して「強いアメリカ」 ドナルド・トランプ氏が大統領選挙に勝って、アメリカの利上げは吹き飛び、円高ドル安になると見られていた。 トランプ氏は、「私は低金利主義者だ。物価上昇の兆しもない」「利上げをしてドル高になれば大…
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■「聞いていない、記憶にない、分からない、覚えていない」 「豊洲」「東京五輪カヌー会場」と問題(アジェンダ)が尽きることがない。TVのワイドショーなどネタに困らないということで、まさに「小池(百合子)劇場」化している。 …
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■年末に利上げができるかどうかは不透明 アメリカの9月の非農業部門雇用者数は15万6000人の増加となった。雇用者数の増加は、事前の予想(17万5000人)をやや下回った。 6月28万7000人、7月25万500…
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■中国が波乱要因――ゾンビ企業が延命 騰がったり下がったりは、株も為替もそれは定めのようなものだ。しかし、このところそれがかなり激しいのではないか。方向性が定まらない。 アメリカの景気はよいが、中国、中東、欧州などがいま…
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■定まらない利上げの行方 アメリカの景気はガラパゴス型、「ガラケー」にとどまっている。いまの世界の景気動向は、この構造に起因している。 アメリカは、利上げの行方をめぐって、株式市場が上昇したり下落したりと方向が定まらない…
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■利上げのタイミングが接近か アメリカの雇用の増加が凄まじい。この7月の非農業部門雇用者の増加は25万5000人、事前の予想は18万人だったが、大きく上回った。6月の雇用者増加は28万7000人、2ヶ月連続で大幅増となっ…
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■「国立」「都立」という発想 都知事選で、ある候補者が発した言葉・・・。 「僕は都立保育園をつくりたいのだ」 善意なのだろうが、勉強していないことが露呈。――これだから惨敗するのである。 「国立」だ、「都立」…
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■ナポレオンの大陸閉鎖=市場困窮から戦争 その昔、といっても210年前のことだが、ナポレオンが英国を封鎖することを宣言した。欧州諸国が英国を封じ込めて、貿易から締め出す、というわけである。「大陸封鎖令」である。 そのうち…
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■事実を事実として認めるのが経営者の器量 その昔、といっても2000年より少し以前の話だが、キリンビールの佐藤安弘社長(=当時)にインタビュ―した時のことだ。 ――若い人たちは知らないかもしれないが、佐藤安弘社長は、低迷…
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■「炉心溶融」を伝えたのは地元の地方紙 「炉心溶融」、これをひた隠しに隠した東電の罪は深すぎる――。情報を出さずに隠ぺいして人々の命を危険にさらした。日本人のほとんど半分ぐらいが、生死を分ける危機にあった。 もちろん、…
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■自分で指名して「第三者」とは言語矛盾 2時間以上、何を聞かれても「第三者の厳しい公正な目で」と舛添要一・東京都知事。 自分で弁護士を任命して、自分の帳簿を判断してもらうということが、はたして「第三者の厳しい公正な目で」…
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■注視しなければならないのはアメリカ経済 日銀の追加緩和措置がなかったことが騒がれている。しかし、金融政策の有効性からみて、追加措置がなかったのもうなずけるものである。これは期待するほうが過大というか、性急すぎるという…
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■アメリカは、から騒ぎめいた利上げムードが後退 アメリカ経済は、個人消費が弱含みとなり、ドル高もマイナス材料となっているとされている。原油価格の低迷も国内の石油関連産業に痛手となっている。一時のから騒ぎめいた利上げム…
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■世界経済は3.2%成長に引き下げ IMF(国際通貨基金)の世界経済見通しが、発表のたびに引き下げられている。現状では、2016年の成長率は3.2%となっている。 中国経済の減速、ブラジル経済の悪化、原油価格の低…
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■「ゾンビ企業を根絶する」とおっしゃるが・・・ 通りゃんせ~通りゃんせ~。そうか、通ってよいのか、と。しかし、行きはよいよい、帰りは恐い――。何事もそうだが、進むはよいのだが、退くのは大変である。 習近平、李克強など中国…
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■アメリカの衰退と中国のゾンビ経済 鉄鋼にしてもセメントにしても、中国の生産・浪費は酷いものである。中国のこの2~3年の鉄鋼、セメントの生産・使用量は、アメリカの20世紀の100年間で生産・使用した量を上回るといわれ…
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■中国のバブル崩壊の飛び火をどう防ぐか このところを見ていると、世界は中国の「バブル崩壊」を当然のものとして黙殺しているようだ。 上海の株式市場が下げようが上げようが、関係ないといった状況になっている。 中国経済の失速、…
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■ローマ法王が批判しても勢いは止まらず ドナルド・トランプ氏は、倒産・破産は数知れずという経営者である。リーマンショックの不動産不況時ももちろん破産している。 それでもいまや共和党の大統領候補になろうという勢いである。 …
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■設備過剰・在庫過剰・人員過剰・借金過剰 もう10年以上も前のことである。トヨタ自動車本社工場で、張富士夫社長(=当時)にインタビューする機会があった。 トヨタに入社した頃、張富士夫氏は、先輩社員からこんな話を聞…
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■「いまでしょ」日銀の超金融緩和テコ入れ アメリカが利上げに踏み切った途端、世界経済は凄まじい変調に見舞われている。 日本の場合は、株価が激しく下がり、意外なことに通貨である円は上昇した。為替は、「ドル安円高」になり、そ…
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アメリカの利上げは意味のない「勝利」にならないか アメリカは、昨年12月に利上げを行うことを決定した。アメリカが利上げをするのは9年半ぶりということである。 アメリカ経済は、利上げを行うのだから、良い状態にあるのは…
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ICT、IoTは人間が進むスピードでしか進めない 以前はIT(インフォメーション・テクノロジー)と呼ばれていたが、最近ではICT(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー)といわれることが一般的にな…
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独立社外役員は一般株主と利益相反のおそれがない コーポレート・ガバナンス――日本企業が大きく遅れているのは間違いない。チェック&バランスということが、コーポレート・ガバナンスの要諦である。だが、これがなかなかできてい…
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■「一億総活躍」というが衆知は集まっているのか
「一億総活躍」というのだが、挑戦といえば挑戦だが、簡単ではない。子育て、それに介護といったネックも横たわる。
老人の企業への就業などをみても、ネックは少なくない。ま…
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■昼食会(ランチ)もない無礼
日韓首脳会談はあったが、昼食会も共同発表・記者会見もないというのだから、呆れるしかない。
日韓両首脳の笑顔や握手がワン・アンド・オンリーな「中身」ということだ。そんなことで安倍晋…
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バブルとおできは大きくなると潰れる。中国のバブルも膨らんだおできと同じで、どうやっても潰れるしかない。
中国の7~9月期のGDPが6.9%と発表された。ついに7%を割り込んだわけだが、6.9%ならそう悪くはないので…
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■世界経済は「平穏」を取り戻したが・・・
このところ世界は「平穏」のようだ。そんなことを言うと、「内実は変わってない」とお叱りを受けるに違いない。確かに、内実は何も変わっていない。
だが、一瞬の「平穏」かもし…
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■GDP600兆円=饅頭の皮としては十分
神戸の「豚マン」は、包んでいる皮の部分も中身の具も旨い。味は個人個人のものだから、論じてはいけないのだが、一般に関東の「肉マン」は具も皮も豚マンに及ばないのではないか。餃子…
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