ローソンは食品ロス削減の一環として余剰食材を活用した手巻寿司やちらし寿司を発売

■漬まぐろや穴子を再利用!

 ローソン<2651>(東証プライム)は、6月6日(火)から、全国のローソン店舗(13,944店:2023年4月末時点、「ローソンストア100」を除く)で、恵方巻の余剰食材を具材に使用した「手巻寿司 漬まぐろ」(税込181円)を発売すると発表。

 また、関東甲信越地区では、土用の丑の日にあわせ、規格外のサーモンの切り落としや、余剰食材となった穴子や海老などを使用した「もったいない!ちらし寿司 穴子・刻みうなぎのせ」(税込983円)の予約受付を6月6日(火)から開始する。

■2050年には食品ロスゼロを目指す

 今回発売する「手巻寿司 漬まぐろ」には、本来恵方巻に使用する予定だった漬まぐろのたたきを再利用しており、通常の原材料を使用した場合と比較して買い求めやすい価格となっている。7月以降も、余剰食材の「サーモン」や「いか」などの具材を使用した手巻寿司を順次発売する予定。

 また、「もったいない!ちらし寿司 穴子・刻みうなぎのせ」には、通常商品で使用しているサーモンの端材のほか、余剰食材となってしまった穴子や海老などを使用しながらも、買い求めやすい価格で購入できる。

 同社は、「Lawson Blue Challenge 2050!」として社会・環境面に関わる目標を策定し、達成に向けて取り組んでいる。食品ロス削減の目標としては、2025年に2018年対比25%削減、2030年に同50%削減、2050年に同100%削減を目指している。

 今後もローソンはAIを活用した発注の適正化や値引き販売の推進など様々な取り組みを通じて、食品ロス削減に取り組んでいくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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